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韓国語能力検定「TOPIK」とハングル検定の違いは?レベルは?徹底調査

韓国語能力検定「TOPIK」とハングル検定の違いは?レベルは?徹底調査

韓国ブームにより、韓国語系Youtuberの動画を使って韓国語を勉強する人が増えていますね。では、韓国語検定とハングル検定の違いをご存知でしょうか?韓国語検定とハングル検定の違いを知っておき、どちらが自分に合った検定なのか見極めておきましょう。この記事を読み終わる頃には、今後の学習方向が定まっていることでしょう。

韓国語検定とハングル検定の違いは?

韓国語検定とハングル検定の違いについて見ていきましょう。まず簡単に説明すると、韓国語検定はTOPIK(トピック)と呼ばれ、韓国政府が主催しているものです。一方、ハングル検定はハングル能力検定協会が主催しているものです。韓国語検定とハングル検定の違いで最も大きいものは、世界を対象にしているか日本のみを対象にしているか、ということです。以下にて詳しく解説していきましょう。

韓国語検定(TOPIK)は世界70ヶ国の学習者向け

韓国語検定とハングル検定の違いは、韓国語検定が世界70ヶ国の韓国語学習者に向けた検定であることです。前述の通り韓国政府が主催している、韓国語の能力をはかる試験です。問題文も韓国語で記述されているので、韓国語の基礎はもちろんのこと、ある程度の知識がないと問題文を読解することも難しいでしょう。

ちなみに、別名のTOPIKとは「Test of Proficiency in Korean」の省略形です。

ハングル検定は日本が主催している日本人向け

韓国語検定とハングル検定の違いは、ハングル検定が日本のハングル能力検定協会が主催している、日本人向けの検定であることです。1級・2級を除いて、問題文が日本語で書かれているので、韓国語の知識が浅くても受験しやすいといわれていますよ。数ある韓国語・朝鮮語の検定試験の中で、唯一日本人向けに作られた検定です。

韓国語検定とハングル検定の内容に違いはある?

ここからは、韓国語検定とハングル検定の違いの中でも試験内容について見ていきましょう。韓国語検定とハングル検定には大きな違いがあるように、試験内容においてもさまざまな違いがみられました。内容だけでなく受験する目的も違うので、韓国語検定とハングル検定の違いを知って、自分がどちらの検定を受けるべきか判断する材料にしてくださいね。

違い韓国語検定ハングル検定
出題言語韓国語日本語(1級・2級は韓国語)
目的韓国留学や韓国での就職日本国内での韓国語スキルアピール
有効期限2年間なし
種類公的資格民間資格

韓国語検定とハングル検定のレベルに違いはある?

ここからは、韓国語検定とハングル検定の違いの中でもレベルについて見ていきましょう。韓国語検定とハングル検定の違いの1つでもあるのが、級の数え方です。韓国語検定は数字が大きくなるにつれ、難易度が高くなります。一方のハングル検定は、数字が小さくなるにつれ、難易度が低くなります。

レベルはどちらが高いと一概に言えるものではありませんが、韓国語検定のほうが作文が多く、ハングル検定のほうが語彙や慣用句を多く暗記する必要があります。

まとめ

韓国語検定とハングル検定の違いについて解説しました。韓国語検定とハングル検定は、そもそもの受験目的や試験内容などあらゆる面で違いがあり、難易度がはっきり線引きされているものではありません。韓国に留学したり、就職したりする目的を持った人は韓国語検定を、日本国内で韓国語力をアピールする必要があるならばハングル検定を選択すると良いでしょう。