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初心者必見!韓国語勉強前に知っておきたいハングル語の起源

初心者必見!韓国語勉強前に知っておきたいハングル語の起源

今、日本でも大人気の隣国・韓国文化。韓国アイドルやドラマ、俳優をはじめ、食べ物などの文化も、日本のトレンドに取り入れられるようになってきました。「本当に?」という意味の「チンチャ?」や「お兄さん」を意味する「オッパ」という単語は、日常生活の中でも流行語のごとく使われるまでに浸透していますよね。そんな韓国語 勉強する日本人が多い中、そもそも韓国語や朝鮮語という言葉がいつ、どのようにして生まれたのか…知りたくありませんか?今日は、韓国語 勉強する前に基礎知識として知っておくべき、ハングルの歴史についてお伝えしていきます。

ハングルはどうやって生まれたの?

ハングルが使われ始める前は、中国の漢文が使われていたという韓国。しかしその難易度の高さから、韓国の中でも学校教育を受けられる富裕層しか理解できなかったのだそう。そして、一般庶民のコミュニケーションをはかるために1446年に生まれたのが、ハングルといわれています。

ハングルの生みの親は?

ハングルを作ったのは、韓国では知らない人はいないほどの有名な偉人・世宗大王だといわれています。1万ウォン札に肖像が描かれており、ソウルには銅像もあります。10月9日は「ハングルの日」として制定され、ハングルを公布した世宗大王の功績を称え、各地で様々なイベントが執り行われるそう!韓国国民が、世宗大王に尊敬の念を抱いていることが伝わってきますね。

当時は漢字の補助的存在だった

ハングルが生まれたのは朝鮮王朝時代で、当時はそれまで使われていた中国発祥の、漢文の補助的存在として使われていました。漢字と組み合わせて使われていたようで、日本語でいう「ひらがな・カタカナ」のような位置づけだったのでしょう。1894年に正式に国字化され、「ハングル」という呼び名が定着したのは、言語を弾圧されていた日本の植民地時代だったとされています。

あまりにも簡単すぎて低俗扱いも

ハングルは、韓国語 勉強した経験のある人ならお分かりになるかと思いますが、ほかの言語と比べて構造がシンプルで、理解しやすい言語です。そのため、当初は「知識のない平民や女性、子供が使う言葉」とされ、卑しい言葉という意味で「オンムン」などと呼ばれていたこともあるそう。

ココがスゴい!ハングルの特徴

ハングルには、ほかの言語にはない特徴がいくつかあります。

ゼロから作られた全く新しい言語

ハングルは、ほかの文字の影響を受けることなくゼロから作られた言語です。日本語のひらがな、カタカナは、もとを辿ると中国発祥の漢字を崩して作られました。英語もラテン語が語源になっていたりと、各言語さまざまな「母体」を持っていますが、ハングルは完全に独立した言語なんです。

それまで使っていた漢字を断ち切った

ハングルが生まれる前まで使っていた中国発祥の漢字を、今はほとんど使っていない韓国。人名は今でも漢字を用いることがあるそうですが、日本や中国ほど日常的には使わないのだそう。新しい言語である韓国語だけで国が成り立っているのは、すごいことですよね。

まとめ

韓国語 勉強する前に知っておきたい、ハングルの歴史についてお伝えしました。世界的に見ると、まだまだ新しい言語である韓国語ですが、国民の思いがひとつになって使われるようになったという背景があることも分かりました。日本語と似た単語も多く、比較的韓国語 勉強しやすいといわれています。韓国アイドルやドラマに興味を持ったら、ぜひ韓国語 勉強してみてはいかがでしょうか。