チマチョゴリとは、韓国の伝統衣装です。チマチョゴリは聞いたことがある人も多いと思いますが、実は韓国の伝統衣装には女性用の「チマチョゴリ」と、男性用の「パジチョゴリ」の2種類があります。
この記事では、チマチョゴリとは何なのか解説するとともに、特徴や興味深い歴史について解説していきます。
韓国の伝統に興味のある方、また韓国旅行で民族衣装を着用してみたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
チマチョゴリとはどんな衣装?
チマチョゴリとは韓国の伝統衣装で、韓国語では「韓服(ハンボッ)」と呼ばれています。
新年のお祝いや結婚式など特別な式典や行事で着用され、色鮮やかなスカートが目を引きますよね。
実は季節によってさまざまな素材で作られており、夏には通気性の良い麻で、冬には温かいシルクで作られることもあるそうですよ。
チマチョゴリの特徴は?
チマチョゴリの特徴は、短い上着と大きく広がったスカートです。
上半身がコンパクトで、スカートの存在感を感じられるので、スカートの素材や柄が目立って華やかさが増していますね!
チマチョゴリを着用する際には、髪を後ろで結ったり1本の三つ編みにしたりするのが主流だそうです。ヘアスタイルを目立たせないことで、チマチョゴリの美しさが全面に出ていますね。
チマチョゴリはどこで買える?
チマチョゴリは、オンラインや韓服専門店で気軽に購入できます。ハロウィンのコスチュームや韓国旅行でのオシャレに、カジュアルなチマチョゴリを買う人もいるでしょう。
チマチョゴリ専門店「ちょごり屋さん」では、子ども用のチマチョゴリ・パジチョゴリからオーダーメイド、外出時にも着られるワンピース風のチマチョゴリなど、豊富な種類を用意しているそうですよ。
チマチョゴリの意味は?
チマチョゴリは「チマ(スカート)」と「チョゴリ(上着)」の2単語で形成された韓国語です。女性用はスカートなのでチマチョゴリと呼ばれ、男性用は「パジチョゴリ」となります。「パジ」はズボンという意味で、チマチョゴリのズボン版です。
チマチョゴリとは雰囲気が違い、こちらも華やかで綺麗ですね。
女性が着るとまた違った印象になりますね。
男女で並ぶと特別感が増して、趣のある伝統衣装ですね。
チマチョゴリにはどんな歴史がある?
チマチョゴリの歴史は、紀元前57年~西暦668年に遡ります。初めてチマチョゴリの痕跡が確認されたのは、高麗(こうらい)と呼ばれる旧国家の王の墓にある壁画でした。高麗だった頃は朝鮮半島の大部分、中国東北部南部、ロシア沿海地方方の一部を支配していたため、さまざまな文化や宗教が伝わっていたそうです。
そして、韓国の王とモンゴル族の王妃が結婚したことで、それまで着用されていた中国の民族衣装が韓服に変わっていき、チマチョゴリの始まりになったといわれています。
まとめ
チマチョゴリとは何なのか、その歴史や特徴について調査しました。チマチョゴリは韓国の伝統衣装ですが、オンラインや専門店で気軽に購入できることが分かりましたね。他国の民族衣装を気軽に着るのはなかなかイメージができないかもしれませんが、チマチョゴリならハロウィンのコスチュームとして着用することもできますし、普段着風のデザインもあります。
気になったら、ぜひチマチョゴリを購入したり、レンタルサービスで着用してみたりしてくださいね。