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韓国の旧正月の過ごし方とは?ソルラルとの違いや伝統行事をまとめ

韓国の旧正月の過ごし方とは?ソルラルとの違いや伝統行事をまとめ

韓国の旧正月の過ごし方を知っていますか?韓国の旧正月には、韓国アイドルや俳優たちの過ごし方が話題になりましたね。韓国の旧正月の過ごし方は特殊でありながら、私たち日本人の正月の過ごし方と通ずる部分もあります。

韓国の旧正月は「ソルラル」と呼ばれることもあり、どう違うのか疑問に思っていませんか?この記事では韓国の旧正月とソルラルの違いを解説し、韓国の旧正月の過ごし方や伝統行事についてまとめてみたいと思います。

韓国の旧正月の過ごし方とは?

韓国の旧正月の過ごし方は、基本的に家族全員が揃って食事をするのが恒例です。日本の正月にも、離れて暮らす子どもたちが実家に集合し新年を祝う風習がありますね。韓国の旧正月にもお年玉文化があったり、子どもは韓国の民族衣装であるチマチョゴリを着たり、凧揚げをしたりします。

韓国の旧正月の過ごし方は日本と共通しているものがありますね。

韓国の旧正月の伝統行事はある?

韓国の旧正月の過ごし方は、以下の伝統行事も含まれます。

  • 「ソルビム」と呼ばれる晴れ着を着る(新年に幸せなことが起こるよう祈るため)
  • 「チャレ」と呼ばれる先祖へのお供えの儀式を行う(先祖の霊を迎え入れるため)
  • 親戚に新年のあいさつをする
  • お墓参りをする
  • お年玉をもらう

【参考サイト:開成アカデミー韓国語学校

日本でお墓参りをするのはお盆であることが多いですが、韓国では旧正月にも先祖の霊を迎え入れる儀式(チャレ)を行います。韓国にも「チュソク」と呼ばれるお盆があり、チュソクにもお墓参りをしますよ。家族や先祖を大切にする韓国ならではの文化ですね。

韓国の旧正月とソルラルの違いは?

韓国の旧正月は「ソルラル」とも呼ばれます。旧正月とソルラルは同義語と認識して問題ありませんが、厳密に言うと「ソルラル」は新暦と旧暦の両方における「新年の最初の日」を表す韓国語です。しかし現代は、旧正月における最初の日を意味するようになっています。

日本語で言う「元旦」のような意味合いですね。韓国の旧正月とソルラルは同じ意味で用いられるので、使い分ける必要はないようです。

韓国の旧正月と日本の正月の違いは?

韓国の旧正月は旧暦の1月1日に、日本の正月はカレンダー通りの1月1日にお祝いします。大きな違いは、韓国の旧正月の日にちが毎年変わることでしょう。韓国の旧正月は旧暦(太陰暦)に基づいているため、新月が次の新月になるまでの期間を「1ヶ月」とカウントします。そうすると1ヶ月が29.5日となり、1年は約354日ということになり、暦と季節が少しずつずれていくのです。このズレを修正するために、数年おきに「うるう月」を導入し1年を13ヶ月にすることがあります。

中国やベトナム、モンゴルでもこの旧暦が使われていますよ。

【参考サイト:AERA.dot

まとめ

韓国の旧正月の過ごし方や伝統行事、またソルラルとの違いについてまとめました。韓国の旧正月の過ごし方は日本と似ていて、親戚や家族が集まって団らんの時間を過ごす人が多くいるようです。好きな韓国アイドルや俳優が家族と過ごしている様子をSNSにアップしていると、なんだか韓国文化を一緒に体験しているような気持ちになれますよね!韓国の旧正月に韓国を訪れる予定があれば、街中の雰囲気も楽しめるのではないでしょうか。韓国の旧正月に関する情報が、参考になれば幸いです。