韓国語能力試験(TOPIK2)の試験に向けて勉強している方向けの記事です。
試験で一番心配されるのは作文(쓰기)ですね。
私もプロフィールで点数を公開していますが最高でも77点です。
点数はでてもどこが間違っていたかわからないのが難点ですよね(;^ω^)
- 過去問を解く
- 作文の書き方を覚える
- よく出てくる表現や言い回しを覚える
目次
試験概要
ご存じと思いますがTOPIKⅡの試験概要をおさらいしましょう
試験時間
聞き取り→60分
作文→50分
読解→70分
合格点数
3級→120以上/300点
4級→150以上/300点
5級→190以上/300点
6級→230以上/300点
6級をとるためには70点しか落とせません。
逆にいえば聞き取りと読解を100点満点とれば作文は30点でも合格できるということです。
쓰기概要
聞き取り(1~50番)が終わって休憩なしにそのまま作文(51~54番)に入ります。
問題は全部で4問です。
①10点(5点×2問)
②10点(5点×2問)
③30点
④50点
51番と52番
メールや掲示板、手紙の一部の空欄を埋める問題になってます。
初級(上)~中級(中)くらいまでの単語が入るので比較的簡単に答えられます。
時間が50分しかないのでサクサク進みましょう。
53番
グラフや図を見て200~300字でまとめる問題です。
ここでは自分の意見や考えは必要ありません。書いてることをわかりやすく簡潔にまとめればいいです。
輸出輸入、男女比較、長所短所、職業、環境問題など比較できるものがよく主題としてあげられます。
54番
自分の考えを600~700字で書く問題です。
作文全体の時間が50分間なので時間との勝負です。
問題は本文があり、その後3つのお題(問題提起)があるのでそれに答えながら自分の意見を含めつつ書きます。
テーマは幅広いのであらゆる単語を知っておく必要と、
日本語でも書けないのに韓国語で書けるわけもないのでまずは日本語で書いてみて練習するのが良いでしょう。
もり子
そもそも問題文何いうてる?何の話してる?レベルでしたwwwwwwwwww
第63回の作文テーマ
実は第63回(2019年4月)の試験を私も受けました。
51番と52番は教授宛てのメールでした。
51番、52番は한다体で書く必要はないので実際のメールのようにㅂ니다で書きました。
自分が知ってる単語が出てくるのを祈るばかりですね。
53番は韓国の化粧品輸出入問題でした。韓国の化粧品がアジア中に広まって成功した。
しかしアジア圏にしか広まっていない。というグラフがありそれをまとめる感じの問題でした。
グラフにある通りで比較的まとめやすかったように感じます
54番は仕事において結果を重視する人と過程を重視する人の価値観の問題でした。
①結果を重視する理由は何か?
②結果を重視する場合の問題は何か?
③それを改善するための方法は何か?
この3つのお題に沿って自分の考えを述べます。
世の中は結果が全てでゴールとしている。自己中になりがち~過程を重視することによって自ずと結果が良くなるみたいな内容を書いた気がします。
作文対策でオススメの本
私が使ってた作文対策の本です。
初めてTopik2を受ける方はもちろん쓰기の点数が50点未満の方にはかなり参考になる本です。
構成と内容
☑普段使い慣れてない한다体の作り方
☑書き言葉と話し言葉の区別
☑難しい表現を漢字語で表現できるようにする語彙集
☑TOPIKⅡでよく出てくる表現語彙集
☑作文用紙の書き方やルール
☑内容が書けるようになるまでの練習問題
☑乱用しすぎてはいけない表現
これからが全て1冊に収録されています。ただしこの本1冊では当然表現力や語彙力は足りません。
쓰기の対策本です。逆に言えば쓰기対策は1冊あれば十分です。
そのくらい重要点が上手にまとめられています。
公開されている過去問の日本語解説と模範解答はこちら↓
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