本日の違いシリーズは「育てる!」です。
韓国語には育てるに値する言葉がいくつかあり、微妙に意味が違います
コンパクトにまとめると↓
키우다→人・動物
기르다→植物
가꾸다→農作物・植物
보살피다→人(病人・年より)=面倒を見る
詳しくは本編にて解説します!
目次
키우다(キウダ)
活用すると「키워요(キウォヨ)」
大きく二つの意味があります。
①育てる・飼う
・動物、ペット
・人、子供
・植物
②育てる・伸ばす・増やす・大きくする
・能力、思考、愛
・お金、夢
・筋肉
※伸ばすに身体(髭・髪)などは使いません。
크다の使役形なので「育てて大きくする」的なニュアンスです。よって人や動物ではほとんど키우다が使われます。
키우다が適切な例文
아이를 키우기 힘들어요
子供を育てるのは大変です
근육 키우고 보디빌더가 되고 싶다
筋肉を増やしてボディービルダーになりたい
키를 키우기 위해서 일찍 자요
背を大きくするために早く寝ます
끔과 희망을 키우다
夢と希望を育む
기르다(キルダ)
活用すると「길러요(キrロヨ)」
①育てる・飼う・養う
・動物・ペット
・人・子ども
・植物
②伸ばす・つける
・能力、人材、力
・身体(髪・髭・毛・爪)
기르다は「世話をして育つ」的なニュアンスです。よって植物ではほとんど기르다が使われます。
子供を育てるで「기르다」を使っても、
トマトを育てるで「키우다」を使っても
間違いではありません。でも上記のニュアンス的な面から韓国語は使い分けてます
기르다が適切な例文
토마토를 기르다
トマトを育てる
왜 머리를 길러요?
なぜ髪を伸ばしますか?
공부할 습관을 길러요
勉強する習慣をつけます
자주 감기 걸리니까 힘을 길러요
よく風邪にかかるから力をつけます
가꾸다(カックダ)
活用すると「가꿔요(カックォヨ)」
①栽培する・育てる
・植物、野菜、作物
②整える・手入れ・飾る・装う
・庭の手入れ、芝生の手入れなど
・身体メンテ(眉の手入れ)
※壁に飾るとかの「飾る」ではないよ!
①農作物を育てる時に使い、②は努力したらよくなる物事に使います。
가꾸다が適切な例文
꽃을 가꾸다
花を育てる
정원 가꾸다가 아저씨가 말 걸어왔다
庭の手入れをしていたらおじさんが声をかけてきた
눈썹 가꾸기만 하면 잘생기게 됐어
眉毛の手入れだけしたらかっこよくなった
보살피다(ポサrピダ)
活用すると「보살펴요(ポサrピョヨ)」
①育てる・世話をする・面倒を見る
・人、お年寄り、子供
・病人
育てるよりは「世話をする」「面倒をみる」=「育てる」の意味で使います。
保護する、助けるみたいなニュアンスが強いです
※돌보다と同じ意味で돌보다を使う場合が多いです
もり子
보살피다が適切な例文
우리 엄마는 사람을 보살펴 주는 일을 한다
母は人の世話してあげる仕事をしている
노인을 보살피다
老人を世話する
밖에 나가고 있을 때 보살펴 주셔서 감사해요
出かけてる時面倒みてくれてありがとう
まとめ