前回は第36回韓国語能力試験の作文を翻訳しました。
本日は第37回です。54番が難しかったです。
完璧な直訳というよりはニュアンスや内容を掴んでほしいと思い翻訳しました。
作文問題の構成や配点、対策などは↓
쓰기の試験対策と第63回の作文テーマ【TOPIKⅡ】目次
第37回の作文テーマ
※著作権の都合上問題は載せられません。
著作権は韓国国立国際教育院に帰属します。
51番
募集
テコンドーサークル「対極」です。
今回(ㄱ)
新入会員はテコンドーに興味のある学生であれば誰でも歓迎します。
(ㄴ)?
でも心配しないでください。初めからゆっくり教えます。
来週の金曜日までに学生会館201号室で申請してください
模範解答
ㄱ新しい新入会員を募集しようと思っています。
ㄴテコンドーを初めて習いますか?
ㄴテコンドーは初めてですか?
ㄴテコンドーをあまり知りませんか?
52番
困難なことが起こった時、その事に接する(向き合う)態度は大きく2つだ。
(ㄱ)
もう一つは難しくて不可能だと諦めることだ。
しかし肯定的な結果を期待するほど良い結果を得る確率が高い。
反対に(ㄴ)。
それで私たちは試練や苦難が迫った時ほどより一層肯定的に考える必要がある。
模範解答
ㄱ一つはどんなに難しくても絶対諦めないことだ。
ㄱ一つは可能だと信じる気持ちをもって肯定的な結果を期待することだ
ㄴ否定的に考えたら良い結果を得づらい
ㄴ否定的に考えたら良い結果を得る確率は低い
대하다:接する、対する、向ける
긍정적:肯定的、ポジティブ
부정적:否定的、ネガティブ
얻다:もらう、得る
확률:確率
시련:試練
고난:苦難
닥치다:近づく、近寄る、迫る
53番
次の絵を見て大衆媒体(メディア)をどうやって分けているのか200~300字で書きなさい
メディア
印刷媒体(本・雑誌・新聞)
→記録が長く保管される
→情報の信頼度が高い
電波媒体(テレビ・ラジオ)
→情報を生き生きと伝達する
→娯楽的機能が優れている
通信媒体(インターネット)
→双方向通信が可能である
→多量の情報を生産する
模範解答
大衆媒体(メディア)とはたくさんの人に、大量に情報と考え(思考)を伝達する手段の事を言う。
このような大衆媒体には多様な様式(種類)があり、表現様式を基準に分けると大きく、印刷媒体、電波媒体、通信媒体だ。
印刷媒体は本や雑誌、新聞などで記録が長く保管され情報の信頼度が高いという特徴がある。
次に電波媒体があり、テレビ、ラジオなどがこれに属する。
情報を生き生きと伝達して娯楽性が優れているという特徴を持つ。
最後にインターネットのような通信媒体があげられる。
双方向疎通が可能で多量の情報を生産するという特徴がある。
매체:媒体、メディア
인쇄:印刷
생생하다:生き生きする、新鮮だ、生々しい
양식:様式(ここでは種類と訳)
속하다:属する
오락:娯楽
뛰어나다:優れる、際立つ、ずば抜ける
쌍방향:双方向
問題にほぼほぼ答え書いてる問題ですね~53番はまとめやすいのではないでしょうか。
54番
現代社会は進み(世界化)グローバル化・専門化されています。
このように現代社会の特性を参考にして「現代社会で必要な人材」について下の内容を中心に自分の考えを書きなさい
・現代社会で必要な人材はどんな人ですか?
・そのような人材になるためにはどんな努力が必要ですか?
模範解答
現代社会は科学技術と交通の発達で多くの変化を経ている。
その結果世界はだんだん近くづいており、いわゆる地球村時代(グローバル時代)と呼ぶようになった。
これと一緒に知識生産が活発になりそれぞれの領域での競争が熾烈になりながら専門化の重要性が強調された。
このような社会ではどんな人材が要求されるだろうか?
世界化になりながらまずグローバルマインドの構築とグローバル人材としての能力を育てることが重要だ。
以前は国境という範囲(枠)から国家構成員としての基本資質を備え、社会で要求する能力を養おうと社会発展に貢献する人材が要求された。
しかし世界化時代には基本的に世界市民としての力量と資質を備えて世界を舞台に活動できる人材が必要だ。
また科学技術の発達と専門化が深化されている状況でそれぞれが持っている能力を最大限発揮し、競争力を備えようと努力しなければならない。
過去には単純に知識や技術を習得しこれを活用することだけでも人材としての役割が可能だった。
しかし大量の情報の中で選択して活用することができる今は知識の融複合や自分だけの特性化などを通して専門性を認めてもらうことで相対的な競争力を備えなければならない。
このように内的ではグローバルマインドを育て、外的では専門的な自分の能力をの備える時代の変化に足並みをそろえていかなければならない。
もり子
要約
昔は知識や技術を取得し社会発展に貢献する人材が必要であった。
しかしグローバル時代になるにつれて新たな人材が必要となった。
小さい舞台から大きな地球規模の舞台になったので世界で活躍できる人材が必要である
具体的に大量の情報と知識を融合複合し自分だけの専門性を生かして競争できるような人材である。
内的ではグローバルな考え方をし、外的では専門的な能力を蓄え、時代にあった考えをしていかなければならない。
出てくる言葉
인재:人材
겪다:経る、経験する
소위:いわゆる、俗にいう
지구촌:地球村(英語でグローバルビレッジ)
영역:領域
치열하다:熾烈だ、激しい
구축:構築
역량:力量、腕前、能力
테두리:縁、枠、範囲、輪
자질:資質
갖추다:整える、備える、揃える
기르다:育てる、養う
기여하다:寄与する、貢献する
심화:深化
경쟁력:競争力
융복합=융합(融合)+복합(複合)
상대적:相対的
발맞추다:足並みをそろえる
おわりに
54番普通に難しかったです。
自分がこの回を受験していたら作文は結構怪しかったんじゃないかな?って思います。
頭の中でなんとなく理解はできてるけど説明はできない、上手く伝えられない。
そんなモヤモヤした問題でした。
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